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その他の合併症

膠原病の治療では主にステロイドを服用することが多いですが、ステロイドによって副作用が現れ、合併症を引き起こすことが多いです。また、非ステロイド系消炎鎮痛剤によって胃の粘膜が侵されたりします。血管が老化して弾力性を失い、硬くなって血流を正しく維持できなくなり、血管内が詰まりやすくなる合併症もあります。このような、合併症についてもまとめて紹介します。

動脈硬化

動脈硬化は、血管が弾力性を失い、硬くもろくなって血管が詰まりやすくなる状態を言います。
膠原病の治療薬として使われている、ステロイドの副作用によって、動脈硬化など血管の病気を引き起こすことが多いです。
動脈硬化になると高血圧・脳卒中・狭心症・心筋梗塞などを起こしやすくなります。動脈硬化は老化と共に誰もが起こりやすい病気ですが、若い人でも血管に持病があり、服用している薬によっては進行する場合があります。その他、飲酒や煙草も原因の中の一つです。

症状は?

動脈硬化が軽度の場合は、ほとんど自覚症状はありません。しかし、どの程度発症しているかで症状の出方に違いがあります。例えば、神経が圧迫されて顔面けいれんをおこしたり、時に重度であっても症状として現れない場合もあります。次のような症状が続くようでしたら、動脈硬化の疑いがあるかもしれません。

頭痛や肩こりがひどかったり、めまい、立ちくらみ耳鳴りがしたり、のぼせやすい、疲れやすい、動悸がするなどの症状です。

検査と診断

血圧の強さや早さを計る為に、CAVI(血圧脈波検査)が行われます。また、首にエコーを当ててする頚動脈エコー検査があります。その他には、MRI・レントゲン・血管造影検査・心電図などが行われます。

治療法とは

動脈硬化の治療は内科的治療と薬物治療、外科的治療などが行われます。

内科的治療では、食事療法や運動療法が行われます。しかし、生活改善に時間がかかるのが欠点です。薬物治療では、脳血管に詰まった血の塊を溶かす薬や、コレステロールや血圧を安定させる薬など、疾患に合わせた治療が進められます。外科的治療では、合併症が深刻な場合に投薬や手術などが行われます。手術方法は主に血流障害を治療するため、バイパス手術や動脈形成術が行われます。

胃潰瘍

胃潰瘍の患者の最も多い因子が、非ステロイド系消炎鎮痛剤とピロリ菌感染の2つによるものです。
これらによって、胃の粘膜が侵されて、出血したり、はがれたりします。
また、ストレスなどによっても、胃の中の組織のバランスが崩れることが胃潰瘍になる原因の一つとも言われています。


症状は?

胃潰瘍の症状で多いのは、みぞおちに痛みを感じる症状で、特に食後が多いです。次に多い症状は、酸っぱいゲップが出たり、胸やけがしたりします。胃潰瘍が進行すると、嘔吐して食欲不振になり体重が減少する人もいます。

検査と診断

胃潰瘍の検査で代表的なのは、採血・胃カメラ・腹部エコーの3つです。貧血が無いかなど調べるために採血をし、胃潰瘍やがんも分かる胃カメラを使って検査します。みぞおちに痛みがある場合は、盲腸と間違われやすいので腹部エコーを使って調べると分かりやすいのです。

治療法とは

胃潰瘍の治療は、主に食事療法で生活習慣の改善が治療の1つでもあります。薬物療法は一時的に痛みや炎症を抑える為と考えて良いでしょう。また、中には手術が必要な胃潰瘍もあります。

糖尿病

糖尿病は血糖値が高くなる病気で、大きく2つに分類されています。Ⅰ型糖尿病は、年齢に関係なく若年者や小児でも発症します。痩せている人に多く、ウィルス感染や免疫異常などが原因で起こることが多いです。
膠原病の合併症は治療薬のステロイドの副作用が原因の為、このⅠ型にあたります。Ⅱ型糖尿病は、糖尿病の患者に最も多いと言われていて、太りぎみの人に多く生活習慣の中で起こる食生活や運動不足が多くの原因になっています。その他にも生まれつきのものや、妊娠の際に発見される糖尿病などがあります。

※右マークは世界糖尿病デーのシンボルマーク

症状は?

糖尿病の症状は、血糖が高くなることによって尿に糖が混ざり、同時に水分も大量に出される為、大量の水分を補おうとするので、多飲多尿になる症状が最も多いです。また、重症の糖尿病の人は、体重が減少することがあります。

検査と診断

糖尿病の検査は、主につぎの3つの血糖値を計ります。まず、普段の生活の血糖値を計ります。次に、朝食前の血糖値を計ります。最後は、ブドウ糖を飲んだ後に計ります。これらの検査のうち、どれか1つに異常があった場合、後日再検査となります。再検査後に再び異常があった場合、糖尿病と判断されます。

治療法とは

糖尿病の治療は、食事療法と運動療法が最も重要とされていて、必要であれば薬物療法が用いられます。

悪性腫瘍

悪性腫瘍は一般に「ガン」と言われている病気です。悪性腫瘍を引き起こす原因として考えられることは外部因子と内部因子の二つです。外部因子は環境(煙草、栄養、運動不足、肥満、化学物質、感染性など)によるもので、内部因子は遺伝(ホルモン、免疫、代謝など)によるものが原因と考えられます。

■細胞のがん化する過程

[正常な細胞]→[過形成]→[軽度の異形成]→[重度の異形成]→[がん細胞と変化していく]

症状は?

悪性腫瘍の初期症状はありません。しかし進行すると、体重が減少したり、疲れやすくなったり、貧血が起きたりする症状が出始めます。また悪性腫瘍の種類によって症状も色々異なります。

検査と診断

悪性腫瘍の検査はレントゲンやMRIなどの画像検査を用いた診断が有効とされています。その他に血液検査や排泄物の検査なども重要視されています。

治療法とは

悪性腫瘍の治療は、主に外科療法・放射線療法・化学療法・免疫療法などです。中でも、摘出・切除手術といった外科手術は最も行われる効果の高い療法です。

合併症の予防

すべてに共通した予防方法は、生活習慣を見直し改善することです。ストレスはためない!お酒を飲む方はほどほどにして、もちろん煙草は吸わない!食生活では、緑黄色野菜を取り入れ、胃や食道をいたわって、食事のバランスも考えましょう。外出時は日光に当たり過ぎないようにして、適度に体を動かすといいでしょう。

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