

感染症とは、さまざまな菌が体の中に入りこみ、発熱や腹痛または、咳などといった症状がでることを言います。人から人へうつるだけではなく、動物や傷口などからうつる場合もあります。感染しても、すぐ完治する人がほとんどですが、膠原病の患者のように免疫が弱っている場合、ひどくなると合併症などを引き起こす可能性があります。
感染症の予防対策には、「風邪をひかないこと!」・「こじらせないこと!」に一番注意しなければいけません。そこで、感染を起こす原因となるものや、日常生活で注意する点は何か?などを学びましょう。
感染症の起こりやすさは治療薬の副作用や、年齢にも関連しています。しかし、膠原病の合併症を起こす原因で考えられるのは、真菌・ウィルス・細菌・寄生虫です。
感染しやすいこれらの原因について説明しましょう。
真菌は、胞子という細胞で空気のあらゆるところに存在しています。
私たちの体内に真菌が感染することを真菌感染症といいます。
真菌感染症は、皮膚の表面で感染する菌(表在性真菌)と内臓など皮膚より深いところで感染する菌(深在性真菌)の二つに分けられています。免疫が低下している人が感染した場合は、重症化しやすく、場合によっては死に至る危険もあります。
ウィルスは微生物の中で最も小さく、新型インフルエンザの原因菌でもあります。体内の細胞の働きを真似てコピーをして、ウィルス独自のたんぱくを作り増殖します。ウィルスに感染すると、発熱・くしゃみ・鼻水などが出るといった症状の風邪や、インフルエンザに効く有効な薬はありません。したがって、対処療法として鼻水を抑えるとか、熱を下げるといった治療しかできないことになります。
免疫疾患をもっている人は、ウィルス感染には特に気をつけなくてはいけません。
日常生活では、うがい・手洗いなどは徹底して行う必要があります。また、風邪やインフルエンザにかかってしまった人なども、マスクなどをしてエチケットを守る取り組みがウィルスの感染予防に繋がります。
細菌とは顕微鏡で見ないと確認することの出来ない微生物です。
細菌は土や水の中にいるものや、人や動物などの生殖器(皮膚・気道・口内・消化管・尿路など)に住みついている細胞そのもので、環境さえあれば分裂や増殖をすることができるため、勝手に増えることができます。例えば分かりやすいのは食中毒です。
感染症が細菌感染によるものだと判断できれば、「抗生物質」が使えます。
抗生物質 |
抗生物質とは、細菌を退治させたり、増殖を抑えたりする抗菌剤の一種でもある化学物質です。 抗生物質は細菌を殺す目的のものなので、日数と時間が決められて処方されます。自分の判断で時間をずらして服用したり、ダラダラと何日も飲み続けたりする行為は抗生物質が効かなくなる「耐性菌」が生まれてしまう原因ともなるので注意しましょう。 |
寄生虫は、3つに分類されています。
寄生虫疾患は、感染してから発病するまでの潜伏期間が非常に長いのが特徴的です。
感染してから一年経って発病することも珍しくないのです。